車上荒らしの防犯対策 -2




犯行現場としては、日中は、クルマが多く駐車している駐車場やガードマンのいない駐車場が狙われます。夜は、人通りの少ない路上や一般住宅のカーポート、マンションの屋外駐車場などでの犯行が増えます。

車上荒らしは犯行時間がたいへん短く、犯人はほんの数分程度で“仕事”をかたづけ、すぐに現場を離れます。犯行に気付いて110番をしても間に合わないケースがほとんどです。また、単独犯行よりもグループで犯行に及ぶケースが多く、逃走にクルマを利用するなど、その手口は巧妙になっています。

車上荒らしの被害に遭わないよう、クルマの防犯対策をしっかりと行ないましょう。防犯対策としてもっとも効果的なのが、市販の防犯装置を搭載することです。また、ガラス破り対策として防犯フィルムを貼る方法もあります。しかし、どちらも意外と予算がかかってしまいます。そこで、費用をかけずに防犯対策をする場合は、バッグや貴重品をクルマの中に置いておかないようにすることがベストのようです。

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(C) 2014 犯罪の手口と防犯対策の基礎知識
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