子供を守る防犯対策




子供を連れ去りなどの凶悪犯罪から守るために、子供の親はもちろん、地域の大人が協力して安全な街づくりに取り組まなければなりません。また、親は、子供のもっとも身近な存在として、安全のための教育を学校や幼稚園の先生任せにせず、家庭でも自ら行なうべきです。

まず小学生以下の子供に日頃から教えておきたいことは、街の中の危険な場所です。飲食店・風俗店などが多く集まる大人の街や、デパート・ショッピングセンター・映画館・アミューズメント施設などの立ち並ぶ繁華街へは、家族と一緒でなければ行ってはいけないことを教えましょう。また、小学校や幼稚園からの帰りに寄り道したり近道したりして通りそうな、人通りの少ない道、うら寂しい林の中の道、見通しの悪い雑草の茂る空き地や廃屋・廃工場のそばなどは、怖い道、危ない場所として近づかないように諭しましょう。何度か一緒に散歩して、どこが怖い場所かを教えてあげるのも良いと思います。


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(C) 2014 犯罪の手口と防犯対策の基礎知識
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